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調理師のお給料

調理師というのは、わたしたちは気軽に口にしますが、これは、有資格者のみをさす言葉です。都道府県知事がおこなっている、調理師法に基づいた調理師試験に合格し、免許を取得した人のことを、「調理師」というのです。これは「名称独占資格」と呼ばれ、免許を持っていない人が調理師の名前を名乗ることは禁止されていますが、実際の業務につくのは免許のない人でも可能です。調理し試験の合格者以外に、指定の調理師学校の課程を終えて卒業した人にも免許は与えられることになっています。気になる調理師のお給料ですが、まだまだ待遇は良いとは言えず、勤務内容と比べて実際の給料が少ない、年収に仕事量が反映しないという悩みが多くの調理師に共通しています。

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調理師試験

調理師試験の試験科目は7科目あります。調理、栄養及び衛生に関して必要な知識及び技能の認定のため、その内容は「食文化概論」「衛生法規」「栄養学」「食品学」「公衆衛生学」「食品衛生学」「調理理論」となっています。受験資格は中学校卒業者、小学校卒業者の場合は5年以上の調理業務経験者となっています。東京、大阪などの首都圏、主要都市では年に2回試験が実施されていましたが、平成20年度から東京では1回になっています。他の都道府県では年に一度となっています。試験の裏技として、都道府県からの認可のため、居住地県でしか受験できないと思いがちですが、住んでいない居住地県でも受験は可能です。日にちを確認して併願も可能です。

調理師の資格取得にむけて

調理の実務経験のある人を対象にした調理師試験ですが、試験では実際に調理の実技試験はありません。そのため、調理の実技にブランクがある人や、アルバイト程度でしか実務経験のない人でも気軽に受験できますが、筆記テストのみですので、準備が大事です。問題の6割の正解率で合格すると言われており、資格試験の中でも調理師試験の難易度は比較的高い方だと言えます。ただ、合格基準とい合格ラインは都道府県によっても違いますので、事前に対策を考え、傾向を振り分ける必要があるでしょう。未成年者が資格を取得した場合には、未成年者飲酒禁止法にもとづいて、満20歳までは調理業務に従事することはできません。未成年者の受験そのものを認めていない都道府県もあります。

Copyright © 2008 調理師のお給料ってどのくらい?